Tezosベイキングキャパシティプランナー
このツールを使うと、お客様のバリデータ（ベイカー）に、より多くのデリゲーションを受け取るための十分な容量があるかどうかを簡単に調べることができます。追加のデリゲーションの数を調整することで、将来のサイクルに基づいて、必要な自己署名の数を推定し、正確に表示できます。
よくある質問
ここでは、皆様から寄せられた質問にお答えしています。他にもお知りになりたいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
Tezosの容量計算は厄介で、現在オンラインで入手できるツールのほとんどは不正確な容量を表示するため、バリデータとデリゲータの双方を混乱させています。これにより、バリデータはリザーブを計画し、デリゲータはバリデータが追加のデリゲーションを受けられるかどうかを把握できます。このキャパシティプランナーツールを使えば、バリデータが利用可能なキャパシティを使い果たすことはありません。
ブロックの作成（ベイク）やブロックの作成支援（エンドース）を成功させるためには、Tezosバリデータは一定量のXTZトークンを預ける必要があります。十分な容量があれば、バリデータはこれらのブロックのベイクやエンドースを成功させることができます。十分な容量がない場合、バリデータはベイクやエンドースを行うことができず、自身やバリデータに与えられるリワードを逃してしまいます。
Tezosの場合、あるバリデータに予定されているベイキングとエンドースメントの数は、プロトコルによって数サイクル分、前もって決定されています。表の各行で 「Exact（正確）」 と表示されているものは、そのバリデータが入金義務を果たすために必要な入金額を正確に計算したものです。「Estimate（予想）」と表示されている各行については、プランナーがロール数とネットワーク全体の統計情報を使って予測しています。
まずバリデータを見つけてから、将来の義務をすべて果たすのに十分なXTZがベイキングアカウントにあるかどうかを確認してください。表の最後の列、「Additional Self-Bond Required（必要な追加セルフボンド）」は、すべてのサイクルでゼロを示すはずです。このツールをバリデータは必要なセルフボンドを適切なサイクルで入金することで、利用可能な容量を使い果たすことはありません。
まず自分のバリデータを見つけ、スライダを使ってこのバリデータにデリゲートしたい追加XTZトークンの数を入力します。表の最後の列「Additional Self-Bond Required」が、すべてのサイクルでゼロ「0」を示していることを確認してください。0は、バリデータがお客様の追加バリデーションに十分な容量を持っていることを意味します。この欄の数値がゼロ以外の場合、バリデータは自分のアカウントに追加のトークンを預けなければなりません。そうしないと、潜在的なリワードをすべて獲得できなくなります。
このツールは、「盗まれた」ブロック（ベイクまたはエンドース）に必要なデポジットを考慮していません。また、このツールは獲得したリワードを考慮していないため、最終的な数値は保守的なものとなっています。